前回の記事では、30年間消費者金融で働いてきた私が、借金を抱えることになった背景についてお話ししました。
今回は、なぜ最初に銀行カードローンを利用したのかを書きます。
私は家族に借入を知られたくありませんでした。
そのため、最初に考えたのは「自宅に郵送物が届かないこと」でした。
仕事柄、金利の違いも理解していました。
当時、50万円以下の借入であれば、
銀行カードローンは年15%前後
消費者金融は年18%前後
という商品が多くありました。
私は、その差が生まれる理由も知っていました。
銀行カードローンは保証会社が付いているため、銀行は貸し倒れのリスクを抑えられます。
もちろん、保証会社が代わりに返済してくれるわけではなく、最終的には利用者が返済義務を負います。
一方、消費者金融は銀行などから資金を調達して貸し付けを行うため、そのコストやリスクが金利に反映されやすい面があります。
こうした知識があった私は、
「だったら銀行カードローンの方がいい」と考え、最初に10万円の契約をしました。
このときは、「10万円だけならすぐ返せる」と本気で思っていました。
しかし、その考えが後に大きな後悔につながることになります。
次回は、私がなぜ10万円を借りたのか、その本当の理由をお話しします。